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食べるスキンケア 魅惑の野菜 トマト篇

トマトが赤くなると医者が青くなる…
そんなことわざがあるくらい、トマトは薬効の高い食べ物として知られています。
…トマトといえばリコピンでしょ?
いえいえ、それだけじゃありませんよ。トマトにはお医者さんが青くなるほどの効能がたっぷり秘められているのです。
今回はそんなトマトについて、深く掘り下げていきたいと思います。

イタリア語でポモドーロと呼ばれるトマト。
ポモドーロというのは聞いたことあるけれど…とおっしゃる方、その意味はご存知ですか?
これは『黄金のリンゴ』という意味なんです。
トマトの丸く、赤い実の形がリンゴに似ているためなんだとか。

トマトといえばリコピン。
リコピンは有名ですが、その効能のすごさはなるほどです。
リコピンはトマトの赤色を作っている色素成分で、カロテノイドの一種です。
一節によると、βカロテンの2倍、ビタミンEの100倍ともいわれる、強力な抗酸化作用をもちます。
活性酸素を除去し、老化防止や血液サラサラ効果、がんの予防までもが期待される成分です。
美肌効果としては、美白効果のほかに、コラーゲンの生成を促進するという効能が期待されています。
リコピンは油で加熱すると、体に吸収されやすくなります。
おすすめはトマトジュースにオリーブオイルを少々混ぜて飲む方法。
塩を少し足すと飲みやすいですよ。
一般に売られているトマトジュースはすでに加熱されていますから、そのまま飲んでも効果がありますが、油と一緒に摂るのがコツです。

トマトの美肌効果は、リコピン以外にもいろんな成分があります。
抗酸化・メラニン色素の抑制作用  ビタミンC
皮膚や毛髪の健康維持に役立つ  ビオチン
毛細血管を強化する作用  ビタミンP
皮膚や粘膜の炎症を予防する  ビタミンB6
他にもミネラルやアミノ酸など、人間の体に必要な成分がバランスよく含まれています。
毎日の食生活の中で、しっかり摂取していきたい野菜です。

ドライトマトを使ったことがありますか?
筆者は大好きでして、ドライトマト好きが高じたあまり、自分で作ったりもするようになりました。
コツをつかめば簡単で、保存もききます。
用意するのはプチトマトと自然塩。…それだけです。

プチトマトは夏になるとすごく安くなります。
安いときにどっさり買い込んで、大量にドライトマトを作ります。
1.プチトマトをきれいに洗い、ヘタを取って縦半分に切る
2.オーブンの天板に、オーブンシートをしき、カットしたトマトを並べる。カットしながら並べて行けば早いですね。
3.全体に塩を振り、10分程度放置する。水分が出てきたらキッチンペーパーでふき取る。
4.130度に温めたオーブンに入れ、1時間30分待機。低温のオーブンに入れて、水分を飛ばしていきます。
5.水分がかなりとんだトマトをオーブンから取り出したら、干し網や干しかごに入れて天日に干す。天気のいい日に一日干すことでさらに水分を減らし、日光に当てることでカルシウムやビタミンDが増やすことができます。
6.干しあがったら、ジップロックに小分けして入れ、冷凍庫へGO!します。

塩はサラサラの岩塩を使います。
あら塩でも良いのですが、しっとりしているのでまんべんなく振ることが難しいです。

これはトマトの乾物なので、調理する前に戻して使います。
たっぷりのお湯に酢を入れて沸かし、火を止めたらドライトマトをつけます。
小さいトマトですから3分もすれば戻ります。
あとは、生のトマトと変わらない食べ方をしたり、ソースにしたり、スープにしたりします。

ドライトマトにすると、リコピンが4倍に増えます。
リコピンは加熱しても失われにくいですので、4倍に増やしたリコピンを嬉々として食べています。

トマトにはグルタミン酸が豊富に含まれます。このうまみ成分はアミノ酸の一種で、ダイエット効果や美肌効果がとても高いと言われています。
肌の潤いを保つ『天然保湿成分』の、実に40%がグルタミン酸をはじめとしたアミノ酸です。
そのため、トマトを常食することで、肌の水分量がアップするという説もあります。

美肌作りにとって見逃せない野菜、それがトマトです。
毎日の食生活に、ぜひ取り入れていきたいものですね。