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食べるスキンケア 魅惑の野菜 かぼちゃ篇

かぼちゃというと、どんなイメージでしょう。
甘いから糖分が高いし、カロリーも高いんだろうな…って思ったりしませんか?

それはもったいない話です。
かぼちゃには確かにそれなりのカロリーもありますが、それ以外の成分はことごとく美肌のためにあるようなものばかりなんです。

かぼちゃには大きく分けて3種類あります
・菊かぼちゃなどの日本かぼちゃ
・栗かぼちゃと呼ばれる西洋かぼちゃ
・そうめん南瓜やズッキーニなどのペポカボチャ

今回は、普段の食卓で最も活躍する、西洋かぼちゃをメインにいろいろ調べてみました。
美肌作りの参考になること間違いなしです。

まずは西洋かぼちゃ、可食部100グラム当たりの栄養から。(カッコ内は日本かぼちゃの栄養)
・カロリー 91キロカロリー (49キロカロリー)
・たんぱく質 1.9グラム (1.6グラム)
・脂質 0.3グラム (0.1グラム)
・炭水化物 20.6グラム (10.9グラム)
・飽和脂肪酸 0.04グラム (0.01グラム)
・不飽和脂肪酸 0.12グラム (0.03グラム)
・食物繊維 3.5グラム (2.8グラム)
・カロテン 4000マイクログラム (730マイクログラム) マイクログラム=㎍
・ビタミンE 5.1ミリグラム (2.1ミリグラム)
・ビタミンB1 0.07グラム (0.07グラム)
・ビタミンB2 0.09グラム (0.06グラム)
・ビタミンC 43ミリグラム (16ミリグラム)
・カリウム 450ミリグラム (400ミリグラム)
・カルシウム 15ミリグラム (20ミリグラム)
・マグネシウム 25ミリグラム (15ミリグラム)
・リン 43ミリグラム (42ミリグラム)
・鉄分 0.5ミリグラム (0.5ミリグラム)
日本かぼちゃとくらべて、西洋かぼちゃはカロリーが高いです。
しかし、それ以外の栄養も日本かぼちゃより高いのです。
西洋かぼちゃをメインに調べるという意味がお分かりいただけますでしょうか。

西洋かぼちゃの美肌効果はいろいろあります。
中でも特筆すべきは、圧倒的なカロテンの量です。
ピーマンの10倍、トマトの8倍という量には驚きますね。
三大抗酸化ビタミンと言われるビタミンC、ビタミンE、ビタミンA(カロテン)の3つ。
これが西洋かぼちゃにはたっぷり含まれているのです。
また、皮にはポリフェノールもたっぷりです。
各種ビタミンとポリフェノールの相乗効果で、最高の抗酸化作用を得ることができます。

食物繊維は水溶性、不溶性の両方を含んでいます。
お通じにもいいですよね。
美肌は美腸からなので、この食物繊維のバランスの良さも見逃せません。

たっぷり含まれるカロテンは抗酸化作用のほかに、皮膚や粘膜を丈夫にする働きもあります。
ビタミンCは熱で壊れにくい性質を持っていますから、安心して加熱調理できます。
ビタミンCはメラニン色素の生成を阻害したり、コラーゲンの生成に不可欠ですから、美白&美肌に欠かせない栄養です。
ビタミンEは血行を良くして、お肌のターンオーバー周期を整えてくれます。
くすみの解消には欠かせない栄養ですね。
また、脚やせにもおすすめです。

ビタミンB群もしっかり含まれています。
ニキビ対策に必要な栄養も得られます。

ミネラルも豊富なかぼちゃです。
カリウムは過剰な塩分や水分を排出させる役割が。
むくみの解消に役立ちます。

かぼちゃは種も美味しく食べられます。
かぼちゃの種には髪の健康にかかわる栄養、リグナンがふくまれます。
男性に限らず、女性の薄毛にも効果があると言います。
抜け毛が気になる人にはうれしい効果ですよね。
かぼちゃの種はきれいに洗って、しっかり乾燥させます。
その上で乾煎りしたら、皮をむいて食べます。
なかなか美味しいおやつです。
海外ではパンプキンシードとしてポピュラーに食べられています。

かぼちゃが優れている点は、それだけではありません。
それは量を食べることが可能だということ。

例えばピーマンを100グラム食べようと思ったら大変ですよね。
葉物も同じく。
トマトやニンジンだって、100グラム食べようとしたら、途中で飽きてきます。
ましてや、これらを毎日100グラム食べようなんて、考えただけで飽き飽きします。

ですが、かぼちゃの100グラムは大したことありません。
ご飯のおかずに、一食で平らげることだって出来ます。
また、手作りおやつの材料にもぴったり。
甘みがあるので、使いやすいですよね。

甘みといえば、この自然な甘みは心がホッとする甘さです。
味付けも極力控えめにして、塩少々でも美味しくいただけます。
カロテンは油で調理した方が吸収されやすいですよね。
ぶつ切りにしたかぼちゃに、グレープシードオイルと塩を和えて、オーブンで焼く。
これだけで、とても美味しいんです。
おやつにも、ワインのおつまみにも、ご飯のおかずにもなります。

さつまいもはおかずになりにくい。
ジャガイモはスイーツに化けにくい。
その点でもかぼちゃは優秀ですよね。

食べて美味しい、体に美味しい、美肌に美味しい。
そんなかぼちゃを毎日の食卓に、どんどん使っていきたいものです。